マイルストーン賞

【yahoo辞書→新語探検引用】


アメリカに本部のある175か国に36万人以上の会員を擁する世界最大の電器・電子技術者組織のアメリカ電気電子学会(IEEE)が、電気・電子技術およびその関連分野において、社会に貢献した重要な歴史的偉業を讃えるために1983年に制定した賞。創設以来、世界中で50件以上がマイルストーン賞に認定されている。2007年11月、オムロン、近畿日本鉄道(近鉄)、阪急電鉄(阪急)、大阪大学が開発した「1965年から71年にかけての鉄道自動改札システム開発」が受賞した。65年8月、当時、大阪大学大学院生で現在は名誉教授の白川功ら大阪大学と近鉄が混雑を極めた通勤ラッシュ時の改札口の状況改善のために定期券の通用期間判定のための計算方法を開発、それを元に同年9月改札機の扉を開けた状態で定期券を高速判定する世界で初めての試作機を近鉄とオムロンが開発した。その後、67年に阪急がパンチ式自動改札、71年に近鉄が磁気式自動改札をそれぞれ実用化している。磁気方式はその後も改良が重ねられて関西の私鉄でほぼ導入が完了。90年以後関東でも本格的に普及した。受賞はそれまで人間が行っていた切符改札に革命的な改革をもたらしたことによるもの。日本では、JR東海の東海道新幹線、セイコーのクオーツ腕時計、シャープの電卓、日本ビクターのVHS方式ビデオデッキなどに続いて7件目である。
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